国内で電圧の違う外国製品を使うには昇圧変圧器（アップトランス）が必須です

海外製の電化製品は、ほとんどが日本の100Vより高い電圧で作られています。
そのまま日本のコンセントに接続すると、性能が発揮されないだけでなく、故障や事故につながる恐れがあります。

安心してお使いいただくために、電圧が異なる製品には必ず 昇圧変圧器（アップトランス） をご利用ください。

選び方はカンタン！
・・・ですが、何点か注意が必要ですので以下の3ステップにつきチェックしてみてください。

　電化製品本体、または説明書などで次の箇所をご確認ください
　“100-240V”　と記載がある
変圧器は必要ありませんが、変換プラグが必要な場合があります。

　“110-130V、220-240Vなど”　表記に100Vが含まれない
必ず昇圧変圧器（アップトランス）が必要です。次のステップにお進みください。

　次に使用する電化製品の電圧（V)と周波数（Hz)を調べます
　

さて、ここで周波数(Hz)というキーワードが出てきました

電気は「交流」と呼ばれ、プラス（＋）とマイナス（－）が1秒間に何十回も入れ替わっています。 この入れ替わりの回数を 周波数（Hz） といいます。
一部の電化製品は、この周波数に合わせて設計されており、異なる周波数で使用すると性能が変化したり（例：モーターの回転数が変わる）、故障の原因となる場合があります。ご使用の際はご注意ください。

日本では地域ごとに周波数が異なり、東日本は50Hz、西日本は60Hz です。お住まいの地域の周波数がわからない場合は、電力会社にご確認ください。

周波数が違った場合は・・・

残念ながら、変圧器では周波数の変換はできません。
周波数を変えるには、別途 業務用インバーター が必要です。周波数の違いは、特にモーターを使用する製品に影響を与えますが、すべての電化製品が影響を受けるわけではありません。
影響の少ない製品については、外部サイトとなりますが以下のページを参考にご確認ください。

◆　消費電力（定格容量）の目安　◆

※あくまでも目安ですので必ずご確認ください

以下の電化製品は容量に余裕をもってお選びください 『熱製品』---表中橙字の様な熱を発する製品は1.25倍のW数で計算してください 『モーター品』---表中青字の様なモーターを使用した製品は2倍のW数で計算してください 30分以上連続してお使いになる場合は1.25倍のW数で計算してください

一般的な家庭の電源は100V15Aです 日本の一般家庭のコンセントは、1口あたり 100V（ボルト）・15A（アンペア） が一般的です。 電力は 電圧（V）×電流（A）＝ワット（W） で計算されるため、1口あたりの最大供給電力は 約1500W となります。 ※オフィスや店舗、工場では異なる場合がありますので、詳しくは管理会社にご確認ください。 そのため、1500Wを超える海外製の電化製品は、一般家庭の100Vコンセントでは変圧器を使ってもご利用いただけません。 ブレーカーから直接電源を取ったり、200V電源を使用することも可能ですが、変圧器はオーダー対応となりますので、まずはお問い合わせください。

• 熱製品なので1.25倍見て、1250W必要となり100Vから220Vへ昇圧するアップトランスPAL-1500UE
  

　日本国内生活で使える変圧器は主に2種類