変圧器の選び方 業務変圧器編

業務用トランスは様々な種類と容量をご用意しております
用途に合わせてお選びください

こちらの業務用変圧器(プロ向け変圧器)の選び方ページでは主に参考データを記載させていただいております。
選定について不明な方は以下<トランス選定について>の各事項をお知らせいただくか、メールかお電話にてお気軽にお問い合わせください。



単相トランス
複巻/単巻/昇圧/マルチ

三相トランス
複巻/単巻・昇圧(オーダー)/スコット/逆V

各種電源機器
電圧安定器/DCACインバーター/UPS/ポータブル電源

携帯用トランス
降圧用/昇圧用/昇降圧用

海外規格取得トランス
ヨーロッパ・アメリカ・カナダ向

耐雷トランス




◆ トランスの種類と説明 ◆


単相複巻

1次巻線と2次巻線が分離し電気的に絶縁されています。



単相単巻

1次巻線と2次巻線がつながっています。
複巻と同一容量でも小型で安価となります。



三相複巻

1次巻線と2次巻線が分離し電気的に絶縁されています。



スコット

2次負荷を同容量2回路に分けた場合のみ三相電源の平衡が得られます。



逆V

2次側の負荷を2回路に分けられない場合に使用します。ただし三相電源が不平衡になります。

静電シールド付

1次巻線と2次巻線の間に銅板を巻くことにより、1次・2次間が接触しない役目をし、また1次側の電圧・電流に含まれる高周波(ノイズ)を分布静電容量を通じて2次側に高周波(ノイズ)を伝搬するのを低減します。

その他

高圧・高周波・低周波・入力・出力・チョーク・リアクトル・計算用・トロイダル・ノイズレス・油入・モールド等があります。

各種絶縁の許容最高温度

絶縁種類A → 105℃

絶縁種類E → 120℃

絶縁種類B → 130℃

絶縁種類F → 155℃

絶縁種類H → 180℃



<トランス選定について>

●選定について不明の方、また特注品については上記のフォームからお問い合わせいただくか、メールにて下記の内容をお知らせください。

  1. 相  数:(単相三相)三相の場合は結線方法を指示してください。
  2. 周波数 :(50Hz・60Hz・その他)
  3. 巻線方法:(単巻・複巻)
  4. 1次電圧:(V)
  5. 2次電圧:(V)
  6. 2次電流及び容量:(A・VA)
  7. 絶縁種別:(A・E・B・F・H・その他)
  8. 端子構造:(UP・V・ベーク端子・リード線・ラグ端子等)
  9. ケース :(ケース入りの場合、屋内仕様又は屋外仕様・ケースの塗装色

※上記すべての項目にお答えいただかなくても結構です。詳細不明な場合は用途などをお知らせください。
※上記の各規程以外に、ご指定事項がありましたらお知らせください。ご指定のないときは、製造元(スワロー電機)の規格によって設計、製作させていただきます。

●トランスの容量は次の様にして求められます。

  • 単相 2次電圧(V)×2次負荷電流(A)=容量(VA)
  • 三相 √3×2次電圧(V)×2次負荷電流(A)=容量(VA)

複数のタップがある場合は、電圧の高い方のタップで容量計算をします。低いタップでご使用の場合は低減容量となります。

  • 単相 2次容量(VA)÷1次電圧(V)
  • 三相 2次容量(VA)÷(1次電圧(V)×√3)


法人のお客様は以下の番号もお気軽にお問い合わせください。

mobile: 09055798223
ジェイフェイス(株)店長:中根直通
年中無休10:00~20:00

電話に出られない場合もありますので、その際は折り返しお電話いたします。


メールでのお問い合わせはこちら


 トランスの取扱説明

安全上の注意 トランスの施工、点検の前に必ず次の注意書をお読みいただき正しくご使用ください。

警告

電源電圧印加中は、端子部及び周辺部分にには絶対に触れないでください。感電の恐れがあります。

注意
  • トランスの使用に関しては、すべて表示定格値以内で使用してください。
  • トランスの1次・2次側には、専用の保護回路を設けて使用してください。
  • 通電中は端子や本体に触らないでください。
  • 端子の接続は確実に行い端子ネジは定期的に増し締めをしてください。
    M4 1.8N・m(18kgf・cm) M5 2.9N・m(30kgf・cm) M8 9.0N・m(92kgf・cm)
  • 端子台のカバーは配線後必ず装着してください。
  • 改造、分解、自家での修理は行わないでください。


トランスの保護回路
トランスの事故原因としてトランス自体の異常、誤配線などが考えられます。そのために、発熱、漏電を起こし感電、火災などの事故につながりますので、トランスの保護として1次側又は2次側に適切な保護回路を設置する必要があります。電源投入時の電流は定格の10~30以上流れますので、電源ヒューズの場合は1.5~2倍、安全ブレーカーは1~1.5倍、サーキットプロテクターは2倍くらいのものを選定してください。2次側の保護には定格電流に等しいブレーカー又はヒューズを用いてください。

使用状態について
スワロー電機社のトランスはJEC-2200に定める常規使用状態で使用することを前提として製作しております。特殊使用状態で使用される場合はご相談いただき、特注品にて対応させていただきます。

【常規使用状態】(JEC-2200より抜粋)
  1. 標高 設置場所の標高は1000mをこえないものとする。
  2. 周囲の冷却媒体の温度 冷却媒体が空気の場合は、その温度は次の値をこえないものとする。
    最高40℃ 日間平均35℃ 年間平均20℃ また最低温度は屋外の場合-20℃、屋内の場合-5℃を下回らないものとする。
  3. 回路電圧波形 トランスの接続される回路の波形は、ほぼ正弦波であるものとする。
  4. 三相回路の電圧平衡 三相トランスが接続される三相回路の電圧は、ほぼ平衡しているものとする。
【特殊使用状態】(JEC-2200より抜粋)
  1. 設置場所の標高が1000mを超える場合。
  2. 冷却媒体の温度が常規使用状態の限度をこえる場合。
  3. 使用場所の状況が次の場合
    (a) 潮風、じんあいなどによる汚損のはなはだしい場所で使用する場合
    (b) 水蒸気中または湿気、水分の多い場所で使用する場合
    (c) 爆発性、可燃性、腐食性その他有害ガスのある場所で使用する場合
    (d) 氷、雪の多い場所で使用する場合
    (e) 異常な振動または衝撃をうける場所で使用する場合
(ただし、回路電圧波形および三相回路の電圧平衡については、常規使用状態を満足しなければならない)

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